2023年10月11日水曜日

神秘の池・三ノ池@御嶽山


ここ近年積雪期の御嶽山にもずいぶん多くの人が訪れるようになった。そして春もその勢いは健在、さらには5月末から6月初旬は夏よりも多いのではないというほど多くの人が訪れるようになった。お目当ては残雪浮かぶ三ノ池、通称ドラゴン・アイ。雪解けの頃、三ノ池に浮かぶ雪の塊とそれを縁取るコバルトブルーの水のおかげで竜の瞳のように見えることからそう呼ばれるようになった。本家は八幡平だったと記憶しているが、近年は御嶽の三ノ池がその知名度をグイグイ上げてきている。

ただ、このドラゴンアイ現象は長くは続かない、というか、しっかりとドラゴンアイの状態になる年と、ならない年があるように感じる。というのもその年の積雪量や、融雪スピードなどの影響でしっかりと目の状態になるタイミングは短く、週末など人が多く訪れやすいタイミングと重なることは稀。

でもドラゴンアイじゃなくても十分綺麗だし、むしろ流氷のように浮かんでいる姿が美しいと思うのは私だけ?

三ノ池、残雪の時期だけが特別な池ではないと思う。初めて見たのは多分小学生の時。
その時誰から聞いたか、三ノ池には龍が住んでいてとーっても神聖な池なのだと。
だからそこで泳いだ人はたたりで亡くなったとか。
そんな記憶もあってか未だに三ノ池の水には足どころか手すら触れるのがはばかられる。

そんな神々しい三ノ池、季節ごとにその変化を楽しみにして登ってみてはいかが?

通常の三ノ池(9月)

残雪浮かぶ三ノ池(6月初旬)

まるでビーチ


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