2023年12月31日日曜日

2023年の最後に日に1年を顧みる

 2023年も残すところあと12時間ほどとなった今、ふと思った。この1年も沢に山に仕事でもプライベートでも文字通り”沢山”出かけた訳だが一体どれくらいの日数を山の中で過ごしたのだろう。ヒマ(?)だったので山行を振り返ってみようという気になり数えてみた。その結果がこちら。


2023年活動実績・・・トータル166日!

・ガイドのお仕事115日(小坂での活動41日・小坂以外での活動74日)

・それ以外51日(個人山行・下見・トレーニング・コース整備・検定などなど)

・ジャンル別で言うと登山(無積雪期)が76日、雪山が47日、沢登りが17日、シャワクラが10日、ハイキングが8日、クライミングが8日

・特に2月、7月、8月、9月は月の半分以上、7月に至っては20日間前後外にいたことになる。

なお、今年入った主な山を挙げてみるとこんな感じ

・御嶽山・御前山(飛騨)・下呂御前山・猪臥山・西穂高岳・奥穂高岳・剱岳・槍ヶ岳・表銀座・不帰の嶮・北岳・鳳凰三山・荒島岳・皇海山・会津駒ヶ岳・美ヶ原・黒斑山・木曽駒ケ岳(宝剣岳)・権現山(八ヶ岳)・天狗岳(八ヶ岳)・硫黄岳(八ヶ岳)・甲武信ヶ岳・雨飾山・高妻山・御在所岳・高木山(美濃)・芥見権現(各務ヶ原アルプス)・納古山(遠見山へ縦走)・伊吹山・蛇谷ヶ峰・武奈ヶ岳・金勝アルプス・鈴鹿山脈南部(鬼ヶ牙・局ヶ岳など)・横山岳(滋賀)

30以上の山域に足を運んだわけで、そのほとんどは中部山岳ではあるけれど、車での走行距離は年間4万キロでした(苦笑)


ちなみに最も多く通った山域№1はもちろん、御嶽山!!言うまでもないか(笑)

4月、念願の摩利支天北西尾根は快適だったなー
日本人よりもインバウンド客を多く案内したなー
小坂の沢で常連さんと野食の会♪やっぱこれが一番好きなジャンルだなー
6月の三ノ池は美しすぎたなー
春も夏も冬も通った千畳の滝は最も通った滝の一つ
大好きな龍門の滝には一晩中愛でるチャンスに恵まれた
季節が一周巡り今年最後の山はもちろん御嶽山@12月30日



ではせっかくなのでそれぞれの月の思い出に残る場面を写真付きで振り返ってみよう。




1月 積雪少な目でスタート!

まずは正月でなまったカラダを起こすために西穂高に登ったなー。
ガイドのお手伝いに伊吹山にもいったなー。雪少なすぎて帰りどろんこになったけど。




2月 氷瀑トップシーズンイン!仕事の合間にちょこちょこ出かける


ガイドの合間をに縫って念願のあまつばの滝の氷瀑へ!これは感動したね~


こちらも合間を縫って阿弥陀岳へ雪訓へ。


4月・5月・6月 記録的な高温!春なのに暑い!?


今年はめっちゃよく通った御在所岳。まだまだ遊び甲斐がありそう♪

JMGA登山学校のためクラシックルートから木曽駒へ日帰りチャレンジ。疲れた~。






7月 明けても暮れても山・山・山


皇海山はとーっても遠かった!



表銀座は天気よすぎでサイコー!でも熱中症多発警報!








8月 天気よすぎじゃない?休めない―!

剱岳も快晴!
不帰の嶮も快調!

北岳もサイコー!










9月 やっと休みも取れる??もちろん休みも山ですが(笑)

時には御嶽でまったりツアーも楽しんだなー。食い倒れな2日間。
検定でよく通った西穂も今年はガイドでよく行ったな~

休みもストイックにファストハイク、鳳凰三山日帰りは堪えた~!









10月 雪の便りが早すぎー!沢のトップシーズンなのにー



寒すぎて泊まりをあきらめゆる沢。中御所西横川へ。山頂付近凍ってたし。
高妻・雨飾。北信の山は紅葉盛り!











11月 やっと落ち着き近場で研修やらトレーニングやら。

飛騨の森のみんなで納古山~遠見山。みんなみちくさ大好き。
今年は真面目にクライミング。よく通った高木山。










12月 暖冬で雪少ないけどこれからに期待だー!

資格をアップグレードしたおかげでガイドお仕事盛り

浅間山はガトーショコラ!













うーん、一年振り返るといろいろ行かせてもらいましたね。
小坂を離れ色んな山に行かせてもらうと外から小坂を客観的に見ることができる。
登山ガイドの仕事を本腰入れてやりはじめた今年は特にそれを実感している。
でも一方では数字の上で見てみると小坂での仕事が全体の4割弱とまだまだ自分のフィールドにお客さんを呼び込めていない現状を思い知る。
来年もまだまだこの比率は変わらないかもしれない。
でも外に出て仕事をすることで得られることは客観視だけは無く、お客さんに直接小坂の魅力を伝え、将来への種まきができること。だから僕は外の仕事は”営業活動”とも位置付けている。もちろん僕がいない間に小坂にお客さんが来ないわけでは無くて仲間たちが全力で受け入れしてくれている。そういった土台があったうえで僕は自由に活動をさせてもらっている。改めて仲間たちには感謝しかない。
コロナも明け、いよいよ216WORKSをスタートした当初の目論見通りインバウンド比率が高まり始めた。いよいよ僕たちの本領を発揮するときが来た。3年越しのスタートラインに立ったのだと思う。
紆余曲折、出会いも分かれもあった。傷もおったし、一方で傷も負わせたのだとも思う。
でもやっぱり僕は前に進まなければいけない、たとえ厄年でも(笑)
2024年も身を粉にして突っ走るよー!!