2015年9月25日金曜日

挑戦の秋へ

沢登のシーズンが終わったと思ったらハイキングの大波が押し寄せてきた。10年に一度のシルバーウィークの大型連休。なめていました。結果的に18日~24日まで期せずして毎日山(溶岩台地の森)に身を置くことになりましたわけで・・・。今年は夏休みが2回来た。そんなかんじでしたね。
てなわけで例年シルバーウィーク前後に絡めて遠征を企てていたわけですが今年は繁忙期がだだかぶっていたこともあり1週間ずらしての遠征と相成りました。
2013年の兵衛谷完全遡行以降はあまり冒険的では無い遠征遡行でした。ただ昨年赤木沢を遡行した後にすぐ次年はハードルを上げようと決心。2015年早々に目標を南アの名渓・黄連谷右俣に焦点を合わせる。前哨戦を踏まえて6月に小坂の中でも比較的登攀色の強い椹谷での合宿をした。その後シーズンを通して沢登ガイドに明け暮れ今に至る。あっという間過ぎて気持ちが付いてきていない。フィジカル的には十分に闘える能力を養ってきたとは思うけど、メンタルが出遅れている感じが否めない。でも振り返ってみれば毎度そういうものさ。むしろ何とも思わないような遡行に意味はない。少なからずどんな沢に向かうにせよ独特の緊張感がある。またそれが気持ちいいものでもある。(やはりドMか。)行かなければそんな緊張感はないし苦しみからも解放される。でも僕は行く。自らの意志で行きたいと思う。視野を広げ、視座を変えおのれの立ち位置を再確認。おのれの弱さに向き合う旅。学び多き沢旅が目の前に迫ってきた。パッキングしだしてかれこれ2週間。あーでもないこーでもないと選りすぐられた魂の道具達を並べる事で遡行への意欲を鼓舞される。
さぁ勝負だ。今年も負けないぞ~!
全部必要。この谷にはね。

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