【日にち】2021年9月27日(前泊・日帰り)
【場 所】野呂川シレイ沢(3級)※実際の印象は2級
【メンバー】ヤマP・ホラくん・クマ
まん防&緊急事態宣言の影響で仕事がなくなったので(それを口実に)この秋はがんがん沢登りへ行ってきました!思えばこの仕事始めてからせいぜい年に1回遠征できればいいほうだったな~。てなわけで今回は沢登を始めた頃より目にしていたその名前。小坂ではほぼお目にかからない(椹谷水系孫八谷付近で見られる)花崗岩で構成された谷。一般的には花崗岩はフリクションが良く、ラバーソールがバチ効きの印象。ただ、晩秋、かつ、西向きの渓をなめていました!!
橋のたもとでそろそろとおのおの準備。しっかしまぁ、朝日が昇らないので寒い!「本当に今から沢登るのかよ~」って始まる前はいつもそうなんですけどね。
さてと、入渓はシンプル。シレイ谷橋から懸垂下降1発。後にも先にもロープ使ったのはこの1回だけ。30m持ってきたけど意味なかったなー。
ここらあたりは基岩が黒くて花崗岩な感じではない。だから滝つぼには上流から流れてくる花崗岩の砂で滝つぼが白いのが特徴的。傾斜のゆるめなナメ滝を文字通りナメてかかったらヌメリにやられてひやひやしながら前進フリクションで辛くも抜ける。ここで確信。「滝の直登は今日は無し!」
下流部は滝のオンパレード。多段の滝が多い印象だったけど時折端正な直瀑もあらわれ目を楽しませてくれます。巻はどれも明瞭で危険なところはほとんどない印象だった。数年前のレポでは谷がずいぶんあれて倒木だらけと聞いていたので実際に行ってみるとそんなに倒木の印象は無く、むしろすっきりしていたのできっとこれは
ここからはしばらく滝・滝・滝をお楽しみください。2段30m滝は観光スポット。これぞ花崗岩の滝!って感じのキレイな階段状の滝でした。
そして2段30m滝を左から越えるとお待ちかね!この沢のハイライト、「まるで王様のような滝」と描写されるような名瀑・白い滝30m(王様のわりに貧相なネーミングですな)まじかにそれを見ると王様より女王様的な印象。確かにステキな滝であり、間違いなくこの谷の白眉。ただここの巻きはあまり美しくなかった。左から小さく巻きたかったが花崗岩の風化したような基岩にうっすら土壌が載ってるもんだから滑る滑る。割と傾斜もあるので落石にも注意が必要。思っていたよりも高く巻いて落ち口に降り立つ。
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