2016年4月23日土曜日

久しぶりの親子山歩(さんぽ)at 三ツ滝コース

この春から保育園の年少さんになったわが子。平日に休みが無くなり一緒に居られる時間が少なくなった。

これから本格的な滝めぐりシーズンを目前にして貴重な土日休み。

もちろんそんな日は親子で散歩、あらため山歩(さんぽ)しましょ。



もちろん滝ガイドの選ぶ山歩は滝めぐりコースで。昨年の今頃も息子とこのコースに臨んだが

結果は大敗。行はよいよい帰りは・・・下山はほぼすべて抱っこ。

そんな昨年の悪夢もありますが成長した息子の脚力(とはいえまだ3歳と9カ月ですが)を信じ5Kmの三ツ滝コース全踏破に挑みました。

彼の人生最長の滝めぐりをするにあたって装備は重要だ。



彼はお気に入りの迷彩柄のハットに、子供の世界ではカリスマ的人気を誇るアサヒシューズ”瞬足”を履き、

通園にも使用している愛用(?)のザックを背負って気持ちは完全フル装備。気合入ってます。

ちなみにザックの中身はタオルとお菓子だけですが。


午前9時のがんだて公園にはまだ人気はまばら。滝めぐりガイドや茶屋のおかあさんなど顔なじみばかり。

小さな体に不釣り合いな大きなリュックを背負った彼の姿はとても愛らしくみんなにちやほやされる。この年頃の子供の特権だ。

みんなの声援を背にいざ滝めぐりへ出発!!

出だしから僕の前を進んで先行する。そんな彼の後ろ姿に頼もしさすら感じます(親ばかです。ハイ。)

いつもの三ツ滝遊歩道を順調に歩みをすすめ、溶岩台地へと登る旧御嶽登山道へ差し掛かる。

「大丈夫、いける?」とわたし、「大丈夫」とわが子。ほんとに行けるかな、そんな親の心配もなんのその。グングン登っていきます。


辿り着いた溶岩台地ではコナラが芽吹きを迎え新緑の始まりを魅せてくれた。

ここで一休み。わが子は相棒を手に入れた。


溶岩台地ののっぺり平らなコースに多少あぐみながらもなんとか本日の昼食場所どんびき平に到着。

男2人、山歩には欠かせないカップ麺。今日はピカチュウラーメンではなく。Nissinカップヌードル!

おとなの味だが今日の彼にはちょうど良い。昨年の「おいちーね」は「おいしーね」としっかり発音できるようになった。


昼食を済ませ元気も充電完了!一路からたに滝を目指します。

辿り着いたあかがねとよ。彼はなぜかだまりこんだまま滝を眺めていた。彼なりに感じるものがあったのでしょう。


帰りはゆるやかな下り。鼻歌をまじえながら弱音を吐くことなく歩き続けました。

がんだてがみえると「やった~GOALだ!」昼食を含め約3時間強となかなかのタイム。さすがわが子。(またもや親ばか)

このところ自分ふくめ大人のペースでしか滝めぐりをしていなかった。子供のペースで歩くといままで気づかないものに気が付く。

途中で発見したあの蒼い鳥。そうオオルリ。彼が見つけました。



そして今日の一番の出会いはこれかな。どんびき。




カエルさん大きいね~!彼は生れてはじめてこんな大きなカエルに出会ったのでしょう。

色々な出会いのあったこの山歩は彼の記憶に残ってくれたらいいな。